アフターコロナのニューノーマルで大きく変わるものの一つに、企業の採用方式が挙げられています。
コロナ以前から、採用効率の向上は課題でしたが、アフターコロナにおける急激な景気冷え込みや、リモートワークの定着で採用効率向上はより優先度の高い経営課題になってくるのではないでしょうか?
そんな中、やはり優秀な人材、中でも創造力ある人材の発掘ニーズは高まっていると思います。
創造力とは、新しいしいものをつくりだす能力ですが、答えが1つだけではない課題に対して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考える行動が重要と言われています。
ニューノーマルにおいては、新たな考え方ややり方を見出す必要があり、ニューノーマルの世界では、まさに創造力が求められるのではないでしょうか?
創造力の高い人材の発掘手法はいくつかあると思いますが、私どものVRアセスメント「ASSENSE™」もそのようなツールとして活用いただけることをご紹介したいと思います。
目次
ASSENSEで創造力ある人材を見分ける評価軸は決まっていますか?
そもそも「創造力ある人間」といってもその「創造力」の評価尺度(定義)は定まっていますか?
創造力は、知能が高い人が優れているとは限らず、知能の他にもパーソナリティ、動機、所属する組織などの要因に影響されるといわれています。
もし、具体的な創造力の評価尺度が決まっていないのであれば、ASSENSEが提供する評価尺度を活用されてはいかがでしょうか?
私どもがご提供しているVRアセスメントシステム「ASSENSE™」は、被験者に対してVR(バーチャルリアリティ)のゲームコンテンツを提供しますが、VRのゲームコンテンツを実施している最中の被験者本人の膨大な行動データを、最先端の心理学的知見を教師データとしてAIで解析し、評価尺度を解析結果として返します。
基本コンテンツでは、大きく分けて『認知能力』を測定する側面と『心理学的特性』を測定する側面を持っていますが、VRアセスメントシステム「ASSENSE™」で明確になる能力尺度の分類は、次のようなものになります。
- 認知能力(認知系IQ、動作性IQ、言語推論力)
- 仕事の進め方(作業属性)
- パーソナリティー(個人属性)
- 対人スキル(ソーシャルスキル)
ここでは全てを詳細には解説しませんが、創造力を形成する重要な要素といわれる『認知能力』に関してだけでも、以下の7つの尺度を測定できますので、創造力の評価尺度のインプットとして使うイメージを持っていただけるのではないでしょうか?
- 認知能力総合スコア
- 空間認識能力
- 口頭推論
- 動作性 IQ
- 情報処理速度
- 妨害への対処
- 作動記憶
※全ての評価尺度について興味のある方は、ぜひ、一度デモをご体験ください。
タレントマネジメント視点により、個人の創造力に加えて組織との相対評価を可視化
ある個人のテスト結果を見て、良し悪し(能力の高低)を語ることはほぼすべての創造力判定手法で可能だと思います。
加えて、「ASSENSE™」はピープルアナリティクスやタレントマネジメントの視点で作られていますので、個人の結果を提供するだけでなく、既存社員やほかの採用候補者のデータと比較分析することが容易です。

出典:https://unsplash.com/photos/JKUTrJ4vK00 ※画像はイメージです。実際の分析画面とは異なります。
ある企業における採用の思考として、2つの視点が考えられます。
- できるだけ創造力ある人材を採用したい。
- でも、あまりにも能力がかけ離れすぎていてマネジメントできなくても困る。
この2つ視点の重みをどう考えるは、企業の事業内容・環境・カルチャーによってまちまちだと思いますが、「ASSENSE™」においては、ある尺度(例えば『創造力』)において、すでに配属されている社員と採用候補者の能力分布を重ね合わせてみることが可能ですので、それらの2つの視点で、指標や気づきを得ることができます。
(ある尺度における適合度をフィットスコアと呼んでいますが、前述の方法で『創造力』の要素を定義することで、『創造力』の分布を作る事ができます。)
以前、複数のグローバル企業の講演で、トップマネジメントの外部採用において実績や評判がある人を採用しても思った通りの結果になかなかつながらず、早々に辞めてしまうことも少なくないという事例を聞いたことがあります。
創造力がある人材が良いといっても、それぞれの組織文化や管理能力に合わせた人材でないと、いわゆるミスマッチを誘発する事もあるという事です。
自社の組織文化や管理能力を踏まえて、創造力ある人材の採用をお考えの場合は、「ASSENSE™」の様にチーム全体の中での相対評価が簡便に行える、ピープルアナリティクスやタレントマネジメントの特性を持つツールが必要ではないでしょうか?
VRだからこそできる能力アセスメントシステム 『ASSENSE™』
VRというと3次元映像を見るための機器という認識が強いかもしれませんが、VR機器は、被験者の行動を測定する計測機器です。
VRゲームでも高度なVR機器が用いられますが、高度なものは、1秒の間に数十回もVRヘッドセットやコントローラーの動きを測定しており、その技術を使ってこのVRアセスメントを実現しています。
「ASSENSE™」はVR技術を知り尽くした、イスラエルでもトップレベルのVRエンジニアが、世界トップレベルの心理学者チームとともに、学術サポートも受けて開発されたシステムです。
欧米では続々、採用が始まっていて、世界トップレベルのビジネススクールが新しい時代を作り出す人材、創造力ある人材の発掘ツールとして注目し、採用を決めています。
また、創造性に限らず、コールセンターオペレータなど、退職率が高かったり、繰り返しタスクが多い職種の採用でも、求められる能力定義ができる特性を活かして、威力を発揮し始めています。
with コロナのニューノーマル(新常態)で、効率よく創造力ある人材を探したい方は、ASSENSEを一度ご体験ください!
まとめ
- 創造力ある人材の採用のために、創造力のある人材の定義をしたい場合には、VRアセスメントの尺度を活用するという考え方もある
- 「ASSENSE™」は、世界統一の認知能力テストを実装し、認知能力に加えて、心理学的特性も測定できる
- 創造力ある人材の発掘用ツールとして、欧米のトップレベルのビジネススクールも採用を決定している

