先日、Twitterを見ていたら、ある超有名企業を3年で辞めた若者のツイートが私の目に留まりました。
誰もが羨む超有名企業を、3年でやめてしまった若者。その若者がやめてしまった理由、あなたは想像できますか?
正解は、配属のミスマッチに絶望したからでした。。。

出典:https://unsplash.com/photos/wW0BUXTTUmU
目次
なぜ、希望の職種・配属先ではないのに、採用・配属するのか?
若者は、OB訪問を行っていくうちに、行きたい会社の中に憧れの職種があることを発見します。
最初はイメージや憧れの職種だったものが、実際にその職種に就いているOBを訪問することで実際の業務内容を知り、よりリアルに自分のプロフェッショナル領域としてキャリアを積み重ねたいという確信に変わります。
また、この憧れが確信に変わるプロセスで、魅力的なOBの存在も見落としてはなりません。
求職は恋愛とは異なりますが、やっぱり人と人の繋がりや魅力によってその職種に対する想いが強くなっていくので、キャリア自体に好奇心が湧くと同時に、面談してきた魅力的な先輩たちと一緒に働くことに想いを馳せていきます。
そんな想いを抱いて入社してきたのに、配属先は全く違う部署。
もちろん事前情報や内定時の説明から、必ずしも希望する部署に配属されるわけではないということは知っていました。
ですが、想像もしていなかったのは、自分が思い描いていたプロフェッショナル領域とは異なるというだけでなく、興味もない部署に配属されてしまうという試練が始まるということです。
ジョブ型雇用をしていれば、配属ミスマッチの絶望に基づく退職は避けられたのでは・・・
もしこの企業がメンバーシップ型雇用ではなく、ジョブ型雇用を行っていたらどうでしょうか?
当然ながら募集職種がはっきり規定され、それを見た上で応募するわけですから「やりたい仕事ができない」「思い描いているキャリア形成ができない」という言葉自体が論理矛盾を来します。
今回の若者に限らず、近年、早期退職者が減らないという話をよく聞きますが、それに対する対応策として、ジョブ型雇用はかなり有力な手法ではないかと思います。
実際、今回取り上げた若者が退職した理由は、3年感ずっと希望する職種・部署への配属を願い出ていたのに聞き入れられず、今後もその見込みがなさそうという絶望を抱いたので、退職を決意したとのことでした。
この若者の様に、3年も勤務した上でやめてしまわれると、企業側としても損失は小さくないでしょうから、何らかの対抗策が必要でしょう。
コロナ禍に端を発するニューノーマル な働き方改革の波に乗って、リモートワークなどが定着しつつあり、その働き方と相性のよいジョブ型雇用を検討する企業が増えてきています。
メンバーシップ雇用で採用していた企業においても、これを契機にジョブ型雇用を導入してみてはいかがでしょうか?
AIによって、詳細な職務記述書を書かなくても導入できるジョブ型雇用!
リモートワークの定着とともに注目されるジョブ型雇用ですが、採用・配属ミスマッチを防ぐ策としても有望です。
とはいえ、このジョブ型雇用。古くて新しい雇用・組織運営システムですから、これまで導入しようとしても導入しきれなかった原因を解消する必要があるでしょう。
私たちが把握している、ジョブ型雇用がこれまで定着しにくかった要素として、「職務記述書の作成」というプロセスがあります。
弊社が扱っているVRアセスメントシステム「ASSENSE™️」は、AIを活用するアプローチによって「職務記述書の作成」における要求する能力の定義を自動化することを可能にしています。

ASSENSEの画面イメージ(一例)
しかも、募集するジョブに対して、採用・配属候補者がどの程度マッチ(適合)しているのかという、意思決定に資する情報が短時間で得られます。
また、採用・配属候補が何十人、何百人いたとしても、VR測定器とAI解析システムによって、人事担当者や意思決定者にかかる負荷は劇的に減らすことが可能です。
採用・配属のミスマッチを極小化しつつ、採用・配属にかかるコストを下げることができるので、採用・配属パフォーマンスを最大化することができます。
このASSENSE™️の最大のベネフィット、実際にご体験いただくと頭で理解する以上に理解できると評価をいただいております!
まとめ
日本の大手企業はそのブランド力ゆえ、多くの人が仕事の内容に関係なく、会社の一員としての帰属意識に誇りを持っていらっしゃいます。
一方で、昨今の変化の激しいVUCAの時代において、企業成長に不可欠なイノベーションや組織の新陳代謝を高めていくためには、職務にこだわるプロフェッショナルを使いこなしていく必要があるでしょう。
先日、新卒主義と言われる某大手総合商社さんの方から話を聞いたところ、今までなら絶対いなかった様な人材を集めているとのこと。中には、起業に失敗した様な人材も、中途採用されているとのことでした。
スキルや価値観がバラバラであっても、年代が様々であっても、更には働く場所や時間帯がまちまちであったとしても、組織・チームにおける各ポジション(業務)のジョブがしっかり定義されていれば、仕事は進み付加価値を生み出していきます。
そんな各ポジションに最適な人材を探すための便利なツールがVRアセスメントシステム ASSENSE™️です。


